• 2020/02/24 事業家・経営者としてリスクを取ったことがあるという重要性

    CLINKF(クリンク)をローンチして1ヶ月が経過した。

    フリーランスの登録数30件、市場と同じく案件過多の状態。案件内訳は、事業会社メインで戦略やPM案件がほとんど。コンサルティングファームへの営業は行っておらず、過去にPJベースでご一緒した方々からの直依頼のみである。

    事業会社からの依頼が多いのは、単なるファーム出身者だと事業・経営を分かっていないと発注者側も分かっているためである。短期で戦略レポートがあがってきても、ビジネスを知らない人間が書いたレポートは単なる参考情報にしかならず、ビジネスを後押しするものではない。もちろん、ファーム出身者が自身で会社を経営しながらコンサルティングを行っている場合は別であり、まさにこの方々に当社は案件を紹介したく他のエージェントと一線を画しているのである。その分、難易度は高いがコンサルタントの成長にも直結する案件が多いのが特徴である。

    事業家・経営者でありながらコンサルティングを行うというのは、ビジネスリスクを取ったことがある、取る判断をしたことがある点が非常に大きい。戦略レポート書きでは経験できないレイヤーだからだ。この経験は、コンサルタントとしても一皮むけた状態になり、ファーム在籍時代には会話出来なかった方々や内容に触れることが出来る。私自身もその一人である。PJでコンサルタントとして稼働しながら1年に1事業、を目標に実現してきた。どれだけ高稼働かは言うまでもないが、今では各業界の経営者の方々と毎月ゴルフに行ける(会話出来る)ようになったのがOutputだと信じている。

    このように、本質を見ながらコンサルティングができる人材を世に増やしたい、その結果、上っ面のコンサルティングではないので企業の業績向上にも裨益し中長期的に日本経済を盛上げたいという思いで、今後もCLINKF(クリンク)を育てていく。

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